バックパックとスーツケース、どちらが旅行に向いているのか?

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旅行に行くとき、荷物を入れるバッグはどうやって選んでいますか?バックパックとスーツケースは、それぞれにメリットとデメリットがあります。旅行の目的や期間、目的地の環境などによって、最適なバッグは変わってきます。この記事では、バックパックとスーツケースの特徴と、それぞれに向いている旅行のシチュエーションを紹介します。旅行の計画を立てる際の参考にしてください。

バックパックの特徴

旅行に行くとき、荷物を入れるバッグはどうやって選んでいますか?バックパックとスーツケースは、それぞれにメリットとデメリットがあります。旅行の目的や期間、目的地の環境などによって、最適なバッグは変わってきます。この記事では、バックパックとスーツケースの特徴と、それぞれに向いている旅行のシチュエーションを紹介します。旅行の計画を立てる際の参考にしてください。

バックパックとは、リュックサック型のバッグのことです。登山用やスポーツ用などさまざまな種類がありますが、旅行用のものは容量が大きく、ポケットが多く付いているものが多いです。海外へ低予算で行く個人旅行では、バックパックを背負ってどこへでも旅行に行く、というスタイルがよく見られます。

メリット

  • 一番のメリットは、両手がフリーになることです。荷物を背負いながら地図を見たり写真を撮ったり、スマートフォンやタブレットも簡単に操作できます。
  • バックパックのフレームがしっかりしていて腰ベルトがあり、体にフィットする設計のものなら、体への負担も少ないと言えます。
  • ポケットやペットボトルホルダーが付いているものなら、旅行中にものを出し入れしやすく、使いやすいでしょう。
  • 機内持ち込み可能なサイズのものであれば、頭上の荷物入れに入れるだけで済みます。荷物を預ける必要がないため、チェックインや受け取りの手間が省けます。
  • 常に背中にくっついているので、目を離したすきに盗まれる心配がないです。

デメリット

  • 背負っているときは防犯上の問題点があります。気付かないうちにファスナーが開けられていることや、ナイフで底を破られる危険性がないとは言えません。ファスナーに鍵を付けるといった対策もありますが、その分ものの出し入れがしにくくなり、使い勝手が低下してしまいます。
  • どんなに自称力持ちでも、荷物満載の大きなバックパックを背負って歩き回るのはけっこうキツイです。長時間歩く場合や暑い場所では汗だくになりますし、肩や腰への負担も大きくなります。
  • 全体がパカっと開くジッパー付きでも、スーツケースよりも荷物を整理しにくいです。服を畳んでも無駄なので、うまく丸める術を修得しなければなりません。そのため、フォーマルな服には向かないです。
  • 大きいものほど高額で、自分に合ったものを見つけにくいです。ポケットが多いため、スーツケースより鍵をかけるのが難しいです。
  • タイプによっては、満タンにしないと肩に変な負担がかかるものもあります。

スーツケース(キャリーケース)の特徴

旅行に行くとき、荷物を入れるバッグはどうやって選んでいますか?バックパックとスーツケースは、それぞれにメリットとデメリットがあります。旅行の目的や期間、目的地の環境などによって、最適なバッグは変わってきます。この記事では、バックパックとスーツケースの特徴と、それぞれに向いている旅行のシチュエーションを紹介します。旅行の計画を立てる際の参考にしてください。

スーツケースとは、四角形で頑丈な素材で作られたバッグで、キャスター付きで転がして運ぶことができます。スーツケースはもともと、スーツがシワにならないよう収納して運ぶために作られた旅行用バッグだと言われます。ハードシェルタイプやソフトシェルタイプなどさまざまな種類があります。

メリット

  • メリットは、名前の通りスーツを収納して楽に持ち運べることです。また頑丈で容量が大きいことも挙げられます。
  • ホテルやホステルに宿泊する場合は、スーツケースを開けばそのまま衣装ケースのようにも使えます。
  • キャスター付きスーツケースは、ゴロゴロと転がしながら運ぶことができるため、バックパックやボストンバッグなどよりも持ち運びが簡単です。
  • ハードシェルタイプは防水性や耐衝撃性に優れており、中身を守ることができます。鍵をかけられるタイプも多くあります。
  • 荷物の整理がしやすく、使用済みの服や汚れた靴などを仕分けておけます。

デメリット

  • スーツケースは段差や階段の登り降りがあるときは非常に大変です。お年寄りや体力のない方の場合、スーツケースを持って長い階段を上る場合はエレベーターを使うか周囲の助けを借りる必要があるでしょう。
  • またスーツケースは容量が大きくかさばるので都市部の満員電車に乗り込む際は周囲の方にぶつからないよう気を遣わなければなりません。タクシーならトランクに積んでもらえますがその分タクシー利用率が上がって出費がかさむこともあるでしょう。
  • スーツケース自体重量があるため飛行機では重量制限オーバーする可能性もあります。その場合追加料金を支払わなければなりません。
  • ソフトシェルタイプは防水性や耐衝撃性に劣り中身が濡れたり傷ついたりする恐れがあります。

スーツケースとバックパック、どちらにするか迷ったら?

スーツケースとバックパックのメリットとデメリットを見てきましたが、どちらにするか迷ってしまうこともあるでしょう。そんなときは、以下のポイントを参考にしてみてください。

  • 旅行の目的は何か?
  • 旅行の期間はどれくらいか?
  • 旅行先の環境はどんなものか?
  • 旅行中に移動する回数や距離はどれくらいか?
  • 旅行中に必要な荷物はどれくらいか?
  • 旅行中に買い物をする予定はあるか?

一般的に、以下のような場合はスーツケースがおすすめです。

  • ビジネスや結婚式など、フォーマルな服装が必要な場合
  • 長期間の旅行で荷物が多い場合
  • 都市部や観光地を中心に移動する場合
  • ホテルやレンタカーなど、快適な移動手段が確保できる場合
  • 貴重品や壊れやすいものを持っていく場合

一方、以下のような場合はバックパックがおすすめです。

  • アウトドアやアクティビティなど、アクティブな旅行をする場合
  • 短期間の旅行で荷物が少ない場合
  • 地方や田舎を中心に移動する場合
  • 公共交通機関や徒歩など、自分で移動することが多い場合
  • 機内持ち込みで済ませたい場合

まとめ

もちろん、これらはあくまで目安であり、個人の好みや状況によって変わることもあります。自分にとって快適で便利なバッグを選ぶことが大切です。スーツケースとバックパックのどちらが自分に合っているかは、実際に使ってみることでわかります。旅行の計画を立てる際のお役に立てれば幸いです。

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